水素で航行する飛行機

Hydro World

いつもは燃料電池車(FCV)についての話題をお届けしている「Hydro World」ですが、今回の話題はなんと飛行機!先日、欧州航空機大手のエアバス社から、温室効果ガスを排出しない、「ゼロe」(zero emission=排出ゼロ)をコンセプトとした旅客機の開発計画が発表されました。

エアバス社が発表した3機種(https://www.bbc.com/japanese/54244929より引用)

現在の旅客機はジェット燃料を大量に消費して航行するため、温室効果ガスの排出も多くなる傾向にありました。新型コロナウイルスの感染拡大によって航空機の利用が大幅に減ったことは、二酸化炭素の排出量減少につながった一因ともされています。そういった環境への負荷を減らす観点からも、水素を燃料とした航空機の開発には大きな注目が集まっています。

エアバス社の発表によれば2035年までに実用化する計画であり、開発する3機は液体水素を燃料としてガスタービンエンジンから動力を得て、燃料電池から電力を得る設計になるとのこと。ただ、一方で実用化には空港での給油(給水素?)のためのインフラ整備も必要になり、巨額の投資が求められることから、課題も多いとの見方も出ています。とはいえ、水素社会の到来に向けた大きなインパクトになることは間違いなく、期待を込めて今後の推移を見守りたいですね。

空を走るもの

ローカルトレンド

いきなり「なんのこと?」というタイトルですが、これも恵那のトレンドになりつつある、ドローンのお話をお伝えします。恵那市の南部、上矢作町(かみやはぎちょう)は、市内でも最大の面積を誇る、つまり森林が豊富なエリア。そこに今年からドローンを屋外で操縦できる拠点を設置し、広く普及させていこうというプロジェクトが進行しています。

ドローンのパイロット養成、ドローン体験教室などの実績がある、株式会社ROBOZ(ロボッツ)さんに全面的なご協力をいただいて、9月からは毎週末を中心にさまざまなイベントを実施しています。

FCVも最新テクノロジーで進化を続けていますが、ドローンもまた未来の可能性が詰まったデバイスです。興味はあるけど触れたことがない、という方も一度体験してみるのはいかがでしょうか。会場は上矢作体育館を中心としたエリアです(イベントごとに要確認)。申込みは以下から。

9月中のイベント申し込み

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfqoXSnDpijO0ZJ5pq0p2W189YbWcrREE7hUFi52CXsq2YTDA/viewform?fbclid=IwAR0qSxH4vMeCU3sz9fE4VWu-u5FKIpq5-P-voYlutBmZQFMpQGQcZ8s9zkg

10月中のイベント申し込み

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdDWpYrrjonrID_JzEok9f_JZ80rjR94Q36VP6z55ZqzqW5aw/viewform?fbclid=IwAR2U5-XKQtAJU9lAF1UmqPcryJkEnShuAXXOtg9k9W8dX3HVVLYwli1VF6I

水素社会のその先

Hydro World

日本を代表する燃料電池車(FCV)であるトヨタのMIRAI(ミライ)。その二代目の発売が10月に予定されていることからも分かるように、FCVの技術開発や普及が進んでいます。今回お届けするのは、FCVを含めた「水素エネルギー」がどのような社会をもたらすのか、現状をまとめてみます。

液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」(https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20191211_1.html より)

そもそも、水素エネルギーがもたらすメリットについて考えてみると、

・化石燃料への依存を減らすことができる

・エネルギー的な安全保障を確立できる

・CO2排出削減により地球温暖化の進行を抑える

・新しい産業分野の創出が期待される

などがあります。これらを実現するための具体的なロードマップとしては、

①FCVと水素ステーションの普及による需要の拡大

②需要に見合った安価な水素の大量生産・調達

③水素の安全な貯蔵・流通の確保

となります。特に②の生産・調達においては、海外で生産した水素をLNG(液化天然ガス)のように船舶で運ぶ液化水素運搬船も開発が進められています。(川崎重工業「すいそ ふろんてぃあ」2020年秋頃の竣工、2021年に最初の水素運搬予定)。グローバルなエネルギー関係の中で、水素が放つ存在感は少しずつ増介していると言えるでしょう。

栗きんとんの季節

ローカルトレンド

久しぶりの投稿となってしまいましたが、少しずつ暑さもやわらいでいるかなと感じられる9月となりました。9月…私たちの暮らす恵那市やお隣の中津川市などは本格的な観光シーズンに突入し、街もいつも以上に賑わい・彩りを増す時期です。今年は例年通りとは行かないものの、それでも季節はちゃんと巡り、筆者も大好きな「栗きんとん」がお菓子屋さんの店頭に並び始めました!

栗きんとんはお店によって形や味わいに微妙な違いがあり、食べ比べるのも楽しい。

「え?栗きんとんってあのおせち料理の?」という読者の方がいるかもしれませんので、簡単に説明をすると…蒸した栗を殻から取り出し、裏ごしをして細かくなった栗に砂糖を少し加えて炊きます。できたものを一つ分に取り分け、茶巾(さらし)で丸めて栗の形に整えたものが栗きんとんです。口に入れるとホクホクした栗の甘みが広がり、口当たり良くさらっと溶けてなくなる、上品な甘みがなんとも言えない秋の味なんです。

地元住民にとっては、もともと各家庭で作っておやつにしているくらいのお茶菓子なのですが、いまではこの地域を代表する名物として日本中に届けられています。インターネットで注文することができますが、せっかくの行楽シーズン、栗きんとんを目的地にして、FCVで恵那や中津川まで足を伸ばしていただければと思います。

筆者の独断と偏見により、オススメの店舗は以下の通り。すべて恵那峡エリアに所在するので、栗菓子の街道として各店を回ってみてください。

●恵那寿や 観音寺店(岐阜県恵那市大井町2695-150)          TEL:0573-22-9133                          HP:https://www.suya.co.jp/user_data/kannonji2

●恵那川上屋 恵那峡店(岐阜県恵那市大井町2632-105)          TEL:0573-20-1150                         HP:https://www.enakawakamiya.co.jp/shop/enakyo.html

●恵那 銀の森(岐阜県恵那市大井町2711-2)              TEL:0800-200-5095                          HP:http://ginnomori.info