水素ステーションのしくみ②

Hydro World

前回に引き続き、水素社会を支えるインフラである水素ステーションについてお届けします。今回のテーマは、筆者が一番「どうなってるのだろう?」と思っている、水素充填器(ディスペンサー)についてまとめてみました。

燃料電池車(FCV)が水素を燃料として走っていることはわかりますが、水素といえば気体のはず。理科で出てきた元素周期表でも一番最初に出てくる水素は、最も軽い気体と教わりました。その水素をどのようにタンクに入れているのでしょうか。「MIRAI」に水素を充填するときを例にとってみます。

「MIRAI」の充填口(当たり前ですが給油口じゃない…!)はガソリン車と同じく車体の後方にあります。

ハンドル脇にあるボタンで充填口を開けます。これもガソリン車と同じですね。

カバーを開けるとこんな感じです。キャップをはずすとプラグがついています。

水素ディスペンサーから、ホースのついたノズルを取り外します。ガソリン用のものより大きめですね。

ノズルをプラグに接続します。高圧状態の水素がホースを通って車体の水素タンクに移動していくので、ロックされるつくりになっています。

準備ができたら「充填開始」のボタンを押すだけです。ガソリンのようにトリガーを使いません。

ディスペンサーのディスプレイ部分です。上は水素の充填量、下は圧力と温度が表示されています。タンクを満タンにするのは5kgの水素で、必要な時間は約3分です。

ダッシュボードには、水素充填量が表示されています(速度計の上の部分)。

充填が完了したら、ノズルを取り外し、キャップを締めて終了です。

写真はトヨタ MIRAI キャンペーンより引用(https://toyota.jp/mirai/cp/hope/station/)

現在は、ガソリンと同じ用にセルフで充填のできるステーションも出ていますが、ほとんどは技術をもった専門のスタッフが対応しています。筆者も一度体験してみたい…!