Nakasendo Trail! 中津川宿→恵那市大井宿

インバウンドも盛り返して賑わっている中津川市の馬籠宿。
今回は中津川市の中心部にある中津川宿から反対方向の恵那市大井宿(以下大井宿)へ歩いてみました。

中津川宿の中山道資料館にあるパンフレットによれば9.8km。
その前提で気軽に歩いたら案外大変でした…そもそも距離が違った(後述)。

先ずは中津川宿の駐車場に停めます。
無料なのにわりと空いてる。
ただ六歳市のようなイベントがあると入ってこれない。

そして歩きます!
中山道といえば!の桝形はもちろん、恵那山登山への基点もあったりします。

地域にもよりますが、この辺は「これが中山道です」という目印としてアスファルトに混ぜ物が。
迷ったらこれを探せばいい。
ただし途中で国道を横断するところは途切れていたり、「途中で予算が足りなくなったかな」と余計な考えをめぐらす感じで「色だけ変える」になってたり。

この中津川→大井宿で一番困るのが休憩場所。
この上宿休憩所みたいにキチンと屋根もトイレもあるのはここだけ。
あとは本当にない。
座るところすら無い。

途中、たまたまトレッキングルックな日本人が珍しかったのか話しかけてくれた町の方がいて、その方曰く「少し前にオーストラリアからの団体が歩いてきたけど、休むところがないから田んぼの端に座ってサンドイッチを食べてた」と。

坂本で見られる岐阜のストーンヘンジ。
こいつはオークワの辺まで伸びていくみたいです。
少し前は美濃加茂ら辺でも見かけたけど、いま元気かな?

なんやかんやで着いた「中山道の浮世絵の場所」!
確かこの辺りで9.8km前後。
街中の大井宿まで行くとするとまだちょっとありました。
(結果的には13km弱あった)

そして到着の大井宿。
ここは所謂「古い街なみ」はそんなに残っていませんが、こんな感じで要所要所に色んなものが残っていたり復元されています。
(『地形』はどうしたって残るので、そういう視点で見るとここもどこも深堀ができるのも楽しい。大井宿でいえば中山道の宿場町では最多の桝形が今も残ります。セルフブラタモリができる)

「あまから」の五平餅で休憩。
五平餅は定期的に食べてますけど(何なら親戚の方が五平餅のタレをたまにくれる)、こういう時に食べる五平餅はまた格別です。

というわけで、今回は中津川→大井宿でした。
平日だったからか他のトレッキングな方は遭遇しませんでしたが、付知峡は街中でも欧米からかなって人はよくみかけます。

コロナも落ち着いてきたからか、インバウンドの影響がコアな場所でもダイレクトに感じられますね。
今後が楽しみです。

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